【対訳】What Mama Said – Jeff Beck 和訳と紹介

今回はイギリスのアーティストJeff Beck の『What Mama Said』の楽曲紹介・和訳をして参ります!

楽曲紹介


同曲は1999年に発表されたアルバム『Who else!』に収録された一曲です。

オープニングナンバーを飾ります。

マイケル・ジャクソンの下でギタリストとして活動していたジェニファー・バットゥンのタッピングを用いたリフを中心に、ブレイク・ビートや、生のドラムとベースを織り交ぜたハード・ロック調の作品です。

Who else!』は、ジェフ・ベックが1998年の「ステーキ・ハウス・セッションズ」の後に、精神的スランプに陥った時期のアルバムです。

彼はギターを用いて全く新しい音楽を生み出したいという葛藤を抱えていました。

その悩みを1969年の交通事故以降、通い続けていた整骨院の担当の女医に打ち明けます。

すると、一時的な悩みに過ぎない、ギターで実験を続けるべきだ、と諭され、彼は再び目的意識を持てるようになりました。

そして、新たにトニー・ハイマスをプロデューサーに据えて、制作したのがアルバム『Who else!』でした。

「狙っていたのはレイブ・ミュージック、イビザにハウス。生録音なんてどうでもよかったよ」とジェフは語ります。

彼はこのアルバムにおいて技術が進んだテクノ・ミュージックとギターの新しいタイプの融合を目指したのです。

What Mama Saidの歌詞和訳

Did y’all hear what mama said?

Did y’all hear what mama said?

Did y’all hear what mama said?

Yeah

てめえらママの言ったことちゃんと聞いたのか?
てめえらママの言ったこときちんと守ったな?
てめえらママの言ったこと忘れちゃいないな?
ああ

***

サンプリングされた以上の歌詞(というかセリフ)は、1963年に公開されたジェフのお気に入りだったアメリカの映画『おかしなおかしなおかしな世界』(原題:It’s a Mad, Mad, Mad, Mad World)から採られたものが使われているそうです。

さすがにこの訳だけでは味気ないので、1999年にアメリカのテレビ番組『レターマン・ショー』に出演した際のインタビューの訳も掲載したいと思います。聞き取りミスがあるかもしれません、あしからず。

冒頭

Letterman : Our next guest is one of the most influential and talented guitarist in rock and roll music.

Brand new CD right here is called ”Who else!”

Please welcome Jeff Beck!

レターマン「続いて迎えるゲストはロックミュージック史上、最も影響力のある才能あふれるギタリストです。

新作『Who else!』のCDがここにあります。

それではお迎えください、ジェフ・ベックです!」

演奏後インタビュー

Letterman : That’s pretty good!

Who was the woman playing the guitar?

レターマン「すごく良かったね!

ギターを弾いていた女性は誰なんだい?」

Jeff : Jennifer Butten.

Letterman : Well, She’s very good.

Jeff : Yeah,she’s good.

ジェフ「ジェニファー・バットゥンだ」

レターマン「彼女はいいね」

ジェフ「ああ、彼女はいいよ」

Letterman : How long has been together?

Uh,The band’s been about eight months now.

Letterman : Oh,it’s working out pretty well, isn’t it?

レターマン「どれぐらい一緒にやっているの?」

ジェフ「ええと、今のバンドを組んでから8か月ぐらいになるね。」

レターマン「おお、かなり上手くいっているじゃないの」

Letterman : You’re in the Rock and Roll Hall of Fame we’re talking about that earlier.

Jeff : I’ve been there.Yeah,yeah.

Letterman : You went in with The Yardbirs……

Jeff : Yeah,It’s earlier.

レターマン「最近話したんだけど、あなたはロックの殿堂入りをしているね」

ジェフ「ああ、そうだね」

レターマン「ヤードバーズとして……」

ジェフ「ああ、最近だね」

Letterman : What year did they come to United States?

Jeff : Yeah,obviously 65.

Letterman : 65 wow……

Jeff : 19th! 1965.

Letterman : Uh,1965!

レターマン「ヤードバーズがアメリカに来たのは何年だったっけ?」

ジェフ「ああ、65年だよ」

レターマン「65年ねえ……」

ジェフ「19世紀のね! 1965年だ」

レターマン「ああ、1965年か!」

Letterman : Uh,the album is called……uh,what a……”Who else”

Uh,Jeff Beck,great to have you’re great music.Thank you.

Jeff : Thank you.

Letterman : That’s it,ladies and gentlement.

レターマン「ええと、アルバムのタイトルは……なんだっけ……『Who else!』でした。

ジェフ・ベックさん、最高の音楽を聴けて光栄でした。ありがとう」

ジェフ「ありがとう」

レターマン「皆さん、これで以上です」

ジェフ、さっさと席を立って退場

Letterman : Accepting awards for Mr.Beck.

レターマン「(本人はもういなくなっちゃいましたが)ベックさんへの賛辞や賞は私が受け取っておきます」

___

個人的にはこのレターマン・ショーで演奏されたバージョンの『What Mama Said』が一番好きです。

イントロのハーモニックスの叫びとか最高なのに、なぜアルバム・バージョンには織り込まず、大人しくしていたのでしょうか。少し口惜しいです。

CD情報

⇒ アルバム『Who Else!』をAmazonでチェック!

参考文献

ヤマハミュージックメディア発行「ジェフベック 孤高のギタリスト【下】」マーティン・パワー著、前むつみ訳、2015年初版、P196~199

Jeff Beck – What Mama Said Lyrics | Genius Lyrics

Jeff Beck – What Mama Said
Did y'all hear what mama said? / Did y'all hear what mama said? / Did y'all hear what mama said? / Yeah

(最終閲覧日:2026年3月6日)

おかしな、おかしな、おかしな世界 : 作品情報・キャスト・あらすじ – 映画.com

おかしな、おかしな、おかしな世界 : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com
おかしな、おかしな、おかしな世界の作品情報。上映スケジュール、キャスト、あらすじ、映画レビュー、予告動画。「マダムと泥棒」のウィリアム・ローズ夫妻のシナリオを得て「ニュールンベルグ裁判」のスタンリー・クレイマーが製作、監...

(最終閲覧日:2026年3月9日)

おかしな、おかしな、おかしな世界 : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com
おかしな、おかしな、おかしな世界の作品情報。上映スケジュール、キャスト、あらすじ、映画レビュー、予告動画。「マダムと泥棒」のウィリアム・ローズ夫妻のシナリオを得て「ニュールンベルグ裁判」のスタンリー・クレイマーが製作、監...

ジェフ・ベックが「What Mama Said」を披露 | レターマン

(最終閲覧日:2026年3月9日)

コメント

タイトルとURLをコピーしました